| ひかり伝発売記念特集 『超聖神』を振り返る ビックリマン2000までの超聖神 |
| 「光あれ」 混沌の中に降り立った大いなる聖神が、最初に創ったのは光だった。 光の影には、闇ができた。 やがて、光と闇は宇宙となり、さまざまな命を生み出した。 光は天使。闇は悪魔。 光と闇のはざまには、お守りと呼ばれる種族やさまざまの獣が生まれた。 だが―――。 ある時、光と闇の間に戦いが起きた。 それが本能であるかのように、天使は闇を恐れ、悪魔は光を憎んだのである。 彼らの使う『力』―――光のもたらす『理力』と、闇のもたらす『魔力』は凄じく、 幾億もの星を砕き、闇を蒸発させた。 そして、彼ら自身の無数の命までも、消し去っていったのである。 小説『スーパービックリマン 伝説の四聖戦士』 冒頭 <序章 天地創造>より |
はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみの淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。 神は「光あれ」と言われた。すると光があった。神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。 <旧約聖書・創世記 第一章第一節〜第五節> ビックリマンの天地創造は、旧約聖書の創世記をモチーフにしている。旧約聖書の神は虚無から天地万物を創造した全知全能の神だ。 ビックリマン天地創造を行った「大いなる聖神」とは、『超聖神』のこと。こちらもまた、世界を創り命を生み出した神の中の神。超聖神とは、ビックリマン神話における最高神/絶対神/至高神/究極神の称号だ(2000は除く)。 「ひかり伝」はこの『超聖神』の実体に迫るストーリーとなる。 超聖神ディアナと超聖神クロノズー。白と黒、二人の超聖神。 ディアナが司る「真白域」とクロノズーが司る「真黒域」。その間に生まれた「灰色域まとば」。ひかり伝に描かれる対決構図は、奇しくも上記の天地創造と似通っている。まさしく悪魔VS天使の原点に相応しい構図といえるだろう。 さて、ひかり伝のストーリーを押さえる上で、まずは超聖神について知っておくことが最重要事項となる。ひかり伝の超聖神に触れる前に、既存のシリーズにおける超聖神の歴史を振り返っていこう。 |
| ■ タンゴビックリマン | ||||||
| ● ビックリマン(次界編) | ||||||
| ・表層界創造 はるかな古代、源層界から舞い降りた「聖神」が表層界の全てを創造したという伝説がある。 表層界は天使の天聖界、悪魔の天魔界、お守りの天地球の三界を総称する名称として有名だが、シール設定では超聖神が創造した世界全般(次界などを含む)を指すこともあるようだ。 初期の「聖神」は輪郭と影のみで描かれることが多く、その姿はスーパーゼウスと似ている。一部資料には影ではなく、スーパーゼウスのような男神の後ろ姿が描かれているものもある。「聖神」は、スーパーゼウスそっくりの男神のイメージだった。
第14弾で女神『聖神ナディア』が登場し聖神男神説は一旦覆るわけだが、ナディアの背後に浮かぶスーパーゼウスのような影――『謎の聖神まだ『超聖神』の名はなく、主に『謎の聖神』と呼ばれた。 『スーパーゼウス』と『ブラックゼウス』の父親にあたる。 ・アニメでの演出 アニメ『ビックリマン』では、第18話「始祖ジュラ復活!」に『謎の聖神影』が登場。ナディアの姿は見えないが、女性と男性の声が重なってしゃべっている。 劇場版『第一次聖魔大戦』で初めて聖神ナディアの姿が登場。謎の聖神は聖神ナディアの背後に影として控え、常にナディアと一致した言動をとる。聖神ナディアと謎の聖神は、二人で一人といった具合だ。 ・天聖天魔分裂 『始祖ジュラ』がブラックゼウスをその身に吸収してしまったことを発端に、平和だった表層界が天使と悪魔の二大勢力に分裂する。しかし何故かナディアと謎の聖神はジュラに制裁を加えもせず、傍観するだけで一切手出しをしなかった。 たくましい青年に成長したスーパーゼウスと始祖ジュラが対決する第一次聖魔大戦になると、表層界の大地が割れ天聖界と天魔界の二つの世界に分裂。その時のかけらが集まって天地球も誕生している。 表層界を二つに割ったのは聖神ナディア(と謎の聖神)だと言われている。「天の怒り」と表現されることもあるこの分裂の意図は、新ビックリマンで明らかになる。 ひかり伝でも天聖界・天魔界に分かれた理由を追求するというが…。他の理由もあるのだろうか? ・シール設定
復刻(アイス)版9弾ヘッドロココ。ナディアの単聖パワーに続き、謎の聖神が聖神パシーを聖フェニックスに注入し、ヘッドロココ誕生を促している。 古代源層界で暴れまわる超魔獣『魔スタリオス』(17弾パート2)を超聖神が成敗した。魔スタリオスの右腕を切り落とし、切り落とした魔スタリオスの右手は、魔スターPのライバルの天使ヘッド『野聖エルサM』(12弾)の「キングフット
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| ● 新ビックリマン(マルコ編) | ||||||
| 『超聖神』の名が確定したのはこの辺りから。 ・シール設定 ![]() シール設定での表層界創造は、超聖神を中心にナディア・メディア・創聖使の手で行われたとある。 メディアが異聖神として追放されたのは、次神子(ゼウス)創出権をナディアと巡っての対立が原因。 ひかり伝では、「メディアを送り出したのは誰か」ということに触れるらしい。「送り出した」とは追放のことを言っているのか。これも超聖神が追放したということで、すでに決着が付いている問題なのだが…? ・二人の后候補 ![]() ![]() アニメ『新ビックリマン』第29話「悲劇の花・曼聖羅」は、超聖神が超聖神として行動した数少ない回の一つだ。(相変わらず影のみの姿だが) 超聖神は最初自分の妃に『メディ』(若き日のメディア)を選んだ。超聖神は、「心は偽れぬものだ」と言ってメディに愛の告白をし、手をとる。メディは蓮の花のつぼみの中に、娘のオリンを授かった。 『オリン姫』(プッチー・オリン)とスーパーゼウス・ブラックゼウスは異母姉弟にあたる。にもかかわらずオリンがゼウス兄弟よりも若く幼いのは、蓮のつぼみから生まれたのがずっと後(聖魔和合後)だったからではないだろうか。その理由は不明だが。 しかし、「 以降は、メディの親友(姉妹説もあり)だった『ナーディ』が聖神ナディアとなり源層界を治める。源層界の全権はナディアに委ねられ、超聖神は滅多に表に出てこなくなった。
ナーディは『ナディア ひかり伝の時代「ひかり源層紀」は、ナーディ・メディのいる古代源層紀よりもさらに時間を遡ることになりそうだ。 ・神に仕掛けられたパワーアップ
新ビックリマン第27話「マルコ誕生の秘密」では、聖魔和合の真実が明らかになる。長きに渡る聖魔戦争は、「真の敵」に対抗できる強者(次代)を生み出すため聖神ナディア(と超聖神)が意図的に仕組んだものだった。聖神ナディアのミラクル聖神パシーにより、『ラファエロココ』と『シヴァマリア』が融合し『 「真の敵」とは、異聖メディア率いる曼聖羅軍団のこと。 ・新河系 新ビックリマン最終回「
・なぞの聖神 コロコロコミック版の『ビックリマン』(作:竹村よしひこ)では、『なぞの聖神』の名で通っている。恐怖の大王『ダーク・ノストラ』がなぞの聖神の名を騙り、聖魔の争いを仕掛けていた。本物のなぞの聖神は、ロココ・マリアの聖魔和合を見届けると、まだ戦いのある別の世界を平和にするために旅立ったことになっている。(なぞの聖神の姿はスーパーゼウス似の男神) この世界では、スーパーゼウスとブラックゼウスの合体新生した『ゼウスニュード』が誕生した。青年姿のゼウスになるが、若返りが止まらずに赤ん坊にまで戻ってしまった。
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| ● スーパービックリマン | ||||||
・巨魔界神ザイクロイド・アノド
世界を闇に返す究極の破壊神『巨魔界神ザイクロイド・アノド』と、万物の創造神『超聖神』は表裏一体の同一存在であるという衝撃の事実が明らかになった。この時点で、新ビックリマンまでの超聖神(謎の聖神影)はザイクロイド・アノドと決定済み。アノドと、超聖神クロノズー及び超聖神ディアナの関係性が問われるところだ。 ・ コミック版では全身を機械の身体に改造したアノドが登場。竹村版のダーク・ノストラよろしく、自ら超聖神を名乗り世界に争いの火種を蒔いていったと明かす。この宇宙には、天使・悪魔の争いなど比べ物にならないほどの大きな戦いの場がある。アノドはその戦いの中にいた。戦いを勝ち抜くために身体を機械に改造して強化を続けてきたが、限界を感じたアノドは別の方法でパワーアップを考える。 自分が創造した宇宙に光と闇の対立する命を育み、相争わせることでより強力な命を生み出そうとしたのだ。それはアノド自身の力へと還元される。アノドの成した創造は、アノドが勝利を得るための糧に過ぎなかった。 しかし聖魔和合・大層の統一など生ぬるい平和を求める命を失敗作と見なし、自ら破壊に打って出た。再度戦いの宇宙を創造するために。それが巨魔界神としてのアノドの姿だ。 傲慢で暴君的。欲望を剥き出しにした、神というには余りに幼稚すぎる存在。天使と悪魔はこんな奴に弄ばれていたのか? 『アンドロココ』『シヴァマリア』『ハムラビシーゲル』『スサノオロ士』たち「伝説の四聖戦士」が歯向かうのも当然の道理だろう。 超聖神としてのザイクロイド・アノドの素顔・本性が描かれているのはコミックが唯一の作品。 しかし残念ながら打ち切りのため、アノドとの決着は付いていない。 ・ アニメのスーパービックリマンは、巨魔界神=超聖神を封印してしまったため世界が崩壊するという悲劇の結末を迎えた。 だが超聖神は、戦士たちを導いてきた『甲機メカタートル』とともに、世界を再生させるための「光」を残していた。その光を『大聖フェニックス』『海天聖ビシュヌ・ティキ』『倭天聖イザナ・アスカ』『月光聖アマゾ・アムル』の四人が発動し、新世界を創造した。
なお、ロココたち先代の四聖戦士がアノドを封印しても世界が崩壊しなかったのは、その封印が不完全だったから。アノドを完全に封印するには「伝説の六聖戦士」でなければならない。残る二人は『スーパーゼウス』と『スーパーデビル』だった。 ・モーゼットの石板 『魔導モーゼット』(旧29弾ヘッド・スーパービックリマン7弾ヘッド)が持つ二枚の石板のこと。源層文字が刻まれている。アノド封印と解放を司るというが、アニメ・コミック・小説でそれぞれ設定が異なる。コミックの石板は、アノドを呼び出す呪文を刻んだものではなく、アノドの隠れ蓑(偏光シールド)を破るための装置だった。 小説の石板は、普通の天使でも また、ゲームボーイ用ソフトに『スーパービックリマン 石板の謎』がある。フェニックスとティキが過去の天地球に飛ばされるストーリー。(未プレイのため石板の詳細不明) ・大悪魔アノド 小学館の学年誌『小学二年生』掲載漫画(作:樫本学ヴ)におけるアノドの名称。タコの化け物。ブラックホールのように全てを吸い込んで破壊を行おうとしたが、吸い込む力をフェニックスに逆に利用され、風船みたいに破裂して吹っ飛んでいった。 当然というか、超聖神との関わりは触れられていない。 この漫画に登場する聖戦士はフェニックス、ティキ、そしてはぐれ悪魔のサタンマリアの三人。スサノオロ士の血統がいない。 石板の役割はアニメ同様にアノドの復活と封印。
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| ● パンゲ編・超元祖 | ||||||
| パンゲ編〜伝説の四聖戦士〜スーパービックリマンの流れならば、パンゲ編で魔導モーゼットがハムラビを利用してのザイクロイド・アノド降臨を企んでいたとも考えられる。聖神ナディアが『アマテラス帝』(29弾天使)として登場したのもその伏線といえなくもない。が、超元祖からスーパービックリマンへストーリーを直接繋げるには材料が少なすぎる。結局、超元祖と超聖神との関わりは不明だ。 ・ 仮説の域は出ないが、『クロスゼウス』(ユピテルヘッド)が『Pオリン』と『ソルマルコ』のフシギ |
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| ■ 非タンゴビックリマン | ||||||
| ● ビックリマン2000 | ||||||
| ・初代超聖神ザイクロイド・アノド タンゴ博士の関わっていないビックリマン2000だが、スーパービックリマンの超聖神設定を引き継ぎ発展させている。超聖神とザイクロイド・アノドを組み合わせた『初代超聖神ザイクロイド・アノド』という名前が登場。または縮めて『超聖神アノド』、単に『アノド』と呼称することもある。 『聖祝宰ゴドブレス』を中心とする「真天聖軍」から唯一絶対神として崇められる。 ひかり伝にアノドが登場すれば、自動的に「ひかり伝〜〜〜スーパービックリマン〜2000」のリンクは完了することになる。ただし「初代」の条件を満たすには、クロノズー・ディアナ登場以前にアノドが存在していなければならない。 ・深層 ザイクロイド・アノドが生まれた世界として2000で初登場した神の領域。深層宇宙。コミック版の機械化アノドが言った「強大な戦いの場」を想起させるが、関係は不明。 深層の神は「心」を持たない純然たる「意志」。また、深層神は意志であると同時に空間であるという性質も持つ。深層という空間は深層神の身体そのものでもあるということ。 アノド封印とともに表層界が崩壊してしまったのは、その性質ゆえとも考えられる。 深層出身の神には『深層源浄バオラムハバ』『戦神カリユガ』『五造大神』などがいる。 バオラムハバは深層神の中でも最高位に位置し、超聖神さえひれ伏すという。 カリユガは髪をかきあげる仕草だけで惑星を吹き飛ばすほどの力を秘めている。コミック版の機械化アノドが見せた以上の圧倒的破壊力を持つ邪神。 五造大神は世界を構成する五つの元素「次界五大素」を司る五人の創造神。アノドに仕えていた。
・はじまりの両属性具有
かつて、深層を中心に幾層にも渡る聖なる神悪しき神の戦いがあった。その戦いには「戦使の遺伝子」が深く関わっている。戦使の遺伝子――「はじまりの戦使」こと『戦使ヒト・カヴォード』。「
アノドはカヴォードの血から『魔心の暴走を食い止めるため、アノドはやむなくエインゾフォルを天使『聖祝宰ゴドブレス』と悪魔『ダークマター』に分裂させる。これが天使と悪魔の起源となった。 アノドはエインゾフォル造反の責任を問われ、深層を追放された。アノドが辿り着いた新たな宇宙層が源層――「源層界」になったという。(この追放に五造大神が従ったかは不明) ![]() ![]() 深層にまつわる歴史は「ひかり伝」よりもさらに昔の出来事になる。深層でのアノドの活動は源層界に降臨する以前に蹴りが付いているため、カヴォード・エインゾフォルなど2000における設定がひかり伝とかち合う心配はない。 ひかり伝に『ダークマター ・「心」を持った「神」 コミック版スーパービックリマンの機械化アノドと違い、アニメ版スーパービックリマンの超聖神からは野蛮さ粗暴さを感じない。アニメ版の巨魔界神ザイクロイド・アノドは知性のかけらもない単なる怪物だった。また、超聖神は自分自身が巨魔界神(アノド)であることを知っていたという。超聖神と巨魔界神が乖離している。二つが同一存在だということは、アノド自身が一種の両属性具有だと考えられる。エインゾフォルはカヴォードをモデルに誕生したといわれているが、アノド自身に似せて創りだしたともいわれているのだ。 エインゾフォルの魔心が暴走を始めたように、超聖神アノドもまた自分の巨魔界神の部分が暴走することを見越していたのかもしれない。超聖神はメカタートルというシステムを作り上げ、封印のための石板と世界再生のための光を残していた。 自分を封印してしまえばそれで済むのだが、神は自らを封印することができない。そして何より、創造神たる自分が消滅することは、すなわち世界の崩壊を意味する。巨魔界神が暴走しても終わり、超聖神が封印されても終わり。そのため、封印と世界再生を命に託すほかなかった。 託されたのが現在超聖神を名乗る若き神々だ。崩壊した表層界を何層もかけて「新表層」として立て直した。 深層の神は「心」を持たないという。アノドはどうだったのだろうか? 新ビックリマンで超聖神は「『心』は偽れぬものだ」と言っている。ストレートに理解すれば、超聖神は「心」を持った「神」ということだ。封印を命に託したアニメ版の超聖神からは、苦悩の「心」が感じられてならない。 ・神樹層 ビックリマン2000内における、コミック版スーパービックリマンの世界。時代はアノド討伐に成功してせいぜい数年後。こちらは崩壊を避けて平和な世界を存続させている。 崩壊を防げた理由としては、 1.神樹層のアノドと新表層のアノドは別々の存在だから。 2.ナディア・メディア・ノアの源層三女神が地上を支えるために送った「 が挙がる。 1.の場合は神樹層のアノドの出自が解らなくなってしまうが、一応最も合理的な解釈だ。コミックの決着はやはりコミック内で付かないとおかしい。 2.は、神樹層のアノドと新表層のアノドは同一の存在だと解釈したい人向け。新表層のアノドは化身(分身)で、神樹層のアノドが本体だったというように考えることもできなくはない。 アニメとコミックではとても同じアノドと思えないほどの違いがあるが、それは逆にアノドが「心」を持つ「神」であるという証拠にならないだろうか。 集中豪無編作者の冨岡淳広氏は、コミック版のストーリー展開なら世界崩壊に陥るはずはないとコメントしている。 ・現超聖神 ビックリマン2000のアニメ放映当時は、2000の超聖神は一体誰なのかという疑問があった。とくに凶悪魔編では新ビックリマンとの繋がりが前面に押し出されたために、スーパービックリマンの前の話ではないかという説も持ち上がったほどだ。つまり2000の超聖神もザイクロイド・アノドその人であると。 しかしそれは集中豪無編で否定された。 ビックリマン2000の新表層は、アニメ版スーパービックリマンのラストの上に成り立っており、アノドを封印した四聖戦士が現在の超聖神を務めていることが判明した。 若き超聖神たち。 火の超聖神『アツィルト・フェニックス』。 風の超聖神『ベリアーアムル』。 水の超聖神『イエツィラーティキ』。 地の超聖神『アッシャーアスカ』。
スーパービックリマン最終回から後も、フェニックス・ティキ・アスカ・アムルの四人は幾多の崩壊と再生を経験した。その果てに、彼らは深層と出会い超聖神の名と力を授かった。彼らは世界(アノド)を消滅させたことで多くの命を奪ったという罪の意識から、贖罪の意味を込めて超聖神を名乗っている。 現超聖神の詳細はビックリマン2000ストーリーの0弾「2000世界成立史」と8弾以降「集中豪無編」で紹介予定。 「超聖神」のシール化は2000がシリーズ初。 ・ 到達した真実… 実体は虚体を生む!? 12弾グランドフィナーレ版、悪魔『紙芝居皇帝』裏書より。2000集中豪無編作者(冨岡淳広氏)が提唱した、「アノド」名称由来の新説。今までは英語の“anode”(【電気】アノード。陽極)説が有力だった。 “Anno Domini”は略して“A.D.”。西暦のこと。ラテン語で「キリスト紀元」を表す言葉。全ての始まりとなる超聖神の名の意味としては、こちらの方が相応しいかもしれない。 2000の時代になっても尽きることのない聖魔の争いを指して、カヴォードは「超聖神の呪縛」といい、フェニックスたち現超聖神は「アノドの呪縛」と呼んだ。
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| Q アノドと超聖神のシールは出ますか? A このシールは、ビックリマンシリーズの本当にラストの弾になります。いわば、この2人(?)がビックリマン世界の総合統括者なので、各々の弾に入れることはできないのです。 月刊OUT 「ビックリマンなぜなにBOX」 1993年7月号より |
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| ビックリマン悪魔VS天使シリーズ誕生21周年記念の新作「ひかり伝」で、ついに正式な『超聖神』の名を冠したシールが登場する。 ザイクロイド・アノドの登場は今のところ未定だが、タンゴ博士ご自身が手がけられたスーパービックリマンを亡き者にする気でもない限り、アノドの登場は必至。アノドが登場すれば、自動的にビックリマン2000も認められたことになる。 12 超元祖31弾完全編、次代『ペリ童子』の裏書より。大統一聖石――十二個に分かれた 物理学の分野に「力の統一理論」というものがある。自然界に存在する四つの力、「重力」「電磁気力」「強い力」「弱い力」。それら四力はもともと一つの力だったが、宇宙の進化とともに分離してきたと考えられている。そして生み出されたのが「力の統一理論」だ。 電磁気力と弱い力を統合した「電弱力統一理論」に続き、強い力を加えた「大統一理論」の完成が現在見込まれている。これに重力を加えれば「究極の統一理論」となるそうだ。力の源をたどることで宇宙の誕生の秘密が解明されるのだ。 ビックリマンでも同じことがいえる。ひかり伝にアノドが登場すれば、ビックリマンの2000まで広がった「未来」が、ひかり伝で大統一を見ることができる。ビックリマン2000の示した重層宇宙を、ひかり伝を頂点とする一大系統樹としてまとめることができる。 逆にアノドが登場しなければ、支離滅裂の醜態をさらすことになりかねない。 上のQ&Aの通り、ひかり伝がビックリマン最後を飾る弾(シリーズ?)ならば、ここはぜひとも悪魔VS天使シリーズを大統一神話へと帰結晶させてほしいところだ。
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