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 今週の
 祝!ビックリマン 
    ハピラキ
  BIKKURIMAN 21st ANNIVERSARY -HIKARIDEN-
★31
コントだ落語だマンザイだ!
三大芸人、まとば最大の決笑戦!!

(2007年6月3日放映)
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宙魔シヴァヘラ・魔肖ネロ(魂)
「今日からワタヒがお前のパパだッヒー」

●今週の冒頭

・スーパーゼウスのオープニングナレーション
 空前のフェニ様ブーム到来じゃ。
 ニッコリー村に湯治に来ている聖フェニックス様。
 もともと母性本能をくすぐる系のキャラだったんじゃがな〜。
 病床に臥せったことで、発散するフェロモンが数十倍に強化されたからたまらないんだよ、これがなあ。
 どうたまらないかというとなあ…
 ああどうどうどうどうどうどうどう…

 ニッコリー村の天女たちが「フェニ様〜フェニ様〜」と熱に浮かされている。
 亀(ゼウス)が落ち着けようとしても、ちっともダメ。

 こうたまらないのよぉ。
 あのネロクィーンまでもこんな状態じゃあ。
 うう〜ん、ゲンキとジェロはこの空前のフェニ様ブームから、当事者のフェニックス様をお守りすることができるのか?
 今週もとんでもなく凄いことになりそうじゃよ。


 「温泉編」第二幕。
 突然のフェニ様ブームでどうなることやら。



今週のビックリドッキリ「かんぺっ機」

・かんぺっ機48号
 フェニ様ブームに沸き立つ天女たちの騒々しさは、静養する聖フェニックスにとって害毒以外の何物でもない。ジェロは何とかしようと、力士型のマシンを用意した。
 かんぺっ機48号はつっぱり、うっちゃり、上手投げなどの相撲技を繰り出し、天女たちを投げ飛ばす。フェニ様ブームを解散させようとしたが、天女たちの勢いに負けて破壊された。

 天女たちはゲンキがビックリシタナー猛風で吹き飛ばした。
 こうして空前のフェニ様ブームは終わりを告げた。



●フェニ様を笑わせろ!

・フェニ様メランコリー
 フェニ様ブームの騒音は解消したが、聖フェニックスの体調は優れなかった。布団から天井を見つめる聖フェニックスは「一人にさせてください」と、看病してくれているゲンキとジェロまで部屋から追い出してしまった。

 普段のフェニックスならば、いくら騒がしいからといって邪険に追っ払ったりはしないだろう(天女たちも含めて)。
聖フェニックスから思いやりの心が消えている。そして、笑顔も。
 疲労から来るうつ病だろうか?

・漫才コンビ アルミ之助
 このままではフェニ様は生きる気力を失い、死んでしまう。どうすればいいかと悩むゲンキとジェロは、旅館のテレビでお笑い番組がやっているのを目にした。
 お守り『アルミ之助』(7弾・No.79)コンビの漫才だ。相方アルミ之助の突っ込みを受けたボケ担当アルミ之助は、ガラガラと崩れ去った。身体がアルミ用品で組み合わさってできたアルミ之助ならではのネタだ。

・お笑いコンビ結成
 漫才を見たゲンキとジェロは、悩みを忘れて笑いを洩らす。その時ジェロがヒラメッキー。笑いは癒しと活力の源。漫才でフェニ様を笑わせようと考えついた。
 ゲンキとジェロがお笑いコンビを組んで、漫才の練習を始めた。

・悪役トリオ
 ウルフライとヘルリストがネロクィーンを担いで運ぶ。ネロクィーンは湯あたりしたようにぐったりしているが、その表情は幸せそうだ。「フェニ様〜」とうわ言をつぶやいている。

「おいウルフライ!」相変わらず師匠気取りのヘルリストが言った。
「なんだよヘル公!」もはや師匠とも何とも思っていないウルフライが答えた。

 
ヘルリストはネロクィーンのことが邪魔で仕方がない。この場に捨てて行こうとする。

 ポイッと投げ捨てられたネロクィーンが目を覚ました。ヘルリストは「やべっ」と身構えるが、ネロクィーンに怒る気配はない。それどころか、ネロクィーンはヘルリストのことを聖フェニックスと間違えて擦り寄ってきた。ウルフライの顔まで聖フェニックスに見えて…
 ネロクィーンはウルフライとヘルリストに襲いかかった。


・宙魔シヴァヘラの本性
 宙魔シヴァヘラが再びニッコリー村に出現した。シヴァヘラは喉が渇いていた。ジュースの自動販売機を目の前にしてシヴァヘラが取った行動は…
 自動販売機を破壊して缶ジュースを丸ごと強奪! などということはなかった。

「どれ、小銭でも拾うかッヒー。こういうとこによく落ちてるッヒー」

 シヴァヘラが自動販売機の下を漁りはじめた。
 前回の作戦といい、シヴァヘラは地味にせこい性格だな。


・完全?復活 魔肖ネロ
魔肖ネロ 宙魔シヴァヘラが自動販売機の下を漁っていると、小銭ではなく悪魔の魂を見つけた。前回倒されたネロ魔身の残骸だ。シヴァヘラが力を与えることで、魂は『魔肖ネロ』として完全復活を遂げた。

 残骸の残骸から魔肖ネロを復活させるとは。シヴァヘラの魔力にはやはり侮れないものがあるのか。
 ハピラキの魔肖ネロは、ネロ魔身より身体は小さいが、初代ビックリマンで誕生したばかりの魔肖ネロよりは大きくガタイもいい。いかにも強そうだ。

 …ン? よく見るとこの魔肖ネロ、尻尾が生えているぞ。魔紀元憎尾。ネロ魔身の尻尾だ。すでにパワー切れで魔身を露出しはじめているんじゃないか…? 
 えー、やっぱりダメかもしれない。

・フェニ様カルテット
 ゲンキとジェロが漫才の練習をしているところへ、ウルフライとヘルリストが逃げてきた。追いかけてきたネロクィーンの目には、その場にいる全員がフェニ様の顔に見えた。ゲンキ・ジェロ・ウルフライ・ヘルリストのことをフェニ様カルテットだと言って大喜びするネロクィーン。

 だが、一人だけフェニ様に見えない相手がいた。
 飛来した魔肖ネロだ。
 聖フェニックスを奪いにきたという魔肖ネロに対して、ネロクィーンは敵意を抱く。
 ネロ因子同士の反発?

・シヴァヘラ配下の魔肖ネロ

「シヴァヘラ
の力により、完全に復活した魔肖ネロだ!」

 魔肖ネロが名乗りを上げた。シヴァヘラを敬っているということは、完全にシヴァヘラの支配下にあるのだろう。初代ビックリマンの魔肖ネロそのものならば、シヴァヘラの下に付くとは思えない。完全復活したといっても、所詮は魂の残骸から生まれた複製ということか。

・ネロVSネロ パート2
 魔妃ネロクィーンと魔肖ネロ。世紀の母子対決が再び実現したというのに、またしても二人とも事の重大さに気付いていない。
 ネロクィーンの凍りついた魔偶ファイヤー。魔肖ネロの燃え盛る魔偶ファイヤー。二人の魔偶ファイヤーからは魔波動が飛び交う。武器も技もそっくりだというのに。誰も何とも疑問に思わないのが疑問だ。

・一時休戦
 ネロVSネロの危険な戦いを、ジェロが大声を張り上げて制した。ジェロのただならぬ怒気に、魔肖ネロは驚き、ネロクィーンは何事かと思う。
 ジェロはネロたちに事情を説明した。聖フェニックスは静養中であること。このまま笑わなければ死んでしまうかもしれないということ。だからゲンキと一緒に漫才の練習をしていたこと。

 ゲンキとジェロが必死に聖フェニックスを助けようとしているのに、当の聖フェニックスは…
「ゲンキ、ジェロ、静かにしてください!」
 怒りっぽい聖フェニックスなんて、もう末期だ。ゲンキとジェロは一刻も早くフェニ様を笑わせるために、漫才の練習に戻った。

・漫談トリオ結成
 フェニ様の笑顔と愛を独り占めするために、ネロクィーンもお笑いを練習することにした。
 ネロクィーン・ウルフライ・ヘルリストの漫談トリオの結成だ。

 アコーディオンを奏でるウルフライが「ウルフライで〜す」
 逆立ちしたヘルリストが「逆立ちトスリルヘ〜」
 三味線を弾くネロクィーンが「三波春子でございます〜」


爆笑爆死
 魔肖ネロまでお笑いをすることにした。落語でフェニックスを爆笑させ、爆死させようと考える。
*ちなみに「爆笑」とは大勢が一度に笑うことで、一人で爆笑することは根本的に無理。

 恐怖の魔偶王がお笑いに挑戦する日が来ようとは…。
 性格は完全に初代ビックリマンとは別人だ。
 だが、爆死にこだわるあたり、初代ビックリマンのネロと重なる気もするような?
*初代ビックリマンの魔肖ネロ(ネロ魔身)の最期は爆死。

・聖フェニックスは生け捕りに

「誰が爆死させろと言ったッヒー!」

 魔光年先の出来事もキャッチする魔肖ネロの耳、「バットイヤラップ」にシヴァヘラの怒鳴り声が響いた。聖フェニックスを殺してはならない。シヴァヘラの目的は、あくまで聖フェニックスの奪還、生け捕りにあるようだ。
 そこまで聖フェニックスにこだわる理由とは?

「如何に聖ズーが邪魔しようと、如何に若神子を集めようと無駄なこと。『
』は既に我が手にバーンとあるのだ!」

 第9話でのクロノズーの台詞だ。聖フェニックスのことを指して「鍵」と言っている。
 若神子を制する者は世界の命運を制すと言ったのもクロノズーだが、クロノズーは若神子獲得よりも聖フェニックス奪還に力を入れている。
 確かに聖フェニックスを手に入れれば、同時に若神子も手に入るだろうが…

 あるいは、聖フェニックス自身にさらなる秘密が隠されているのか?
 鍵。一体何の鍵なのか?
 あらゆる時空の干渉を受けない「心」。
 今、その心から笑顔が消えた。
 ゲンキたちはフェニ様を笑わせることができるのか!?


・第31話登場のその他お守り
助っ人竹ちゃん(3弾) ミスター助っ人(1弾) ヘルプさん(6弾) お救い観音(1弾) 福笑い助子(2弾) お祈り神父(1弾) 正夢の助(5弾) 塞止守(7弾) イネ助(4弾) きびだんご三助(1弾) ふみふみ小坊(5弾) ふくろう太助(8弾) 助角さん(1弾) ニンニク満助(1弾) つる兵衛(8弾) 一寸助(3弾) 氷山助(2弾) ファラ助(4弾) 一発助役(1弾)

・第31話登場のその他新守
天助キリュー(ひかり伝II) 天助もぐラン2(ひかり伝II) 天助篝びな(ひかり伝II)

・第31話登場のその他天使
上御殿(7弾) 


●幕間劇

・十字架天使 湯の町にて想う
 前回に引き続き、十字架天使は小説を書く。純愛小説を書きたいのだが、いいアイデアが浮かばない。畳の上には、くしゃくしゃに丸った原稿用紙がいくつも転がっていた。


・十字架天使とヤマト王子のある愛の劇場
 十字架天使がついに思いついたのは、学園小説だった。

『十字架天使とヤマト王子のある愛の劇場』。

 とある学校の屋上で、セーラー服の十字架天使と学生服のヤマト王子が並んで立っていた。
 フェンスにもたれかかり、うつむき加減のセーラー服十字架天使。
 フェンスに手をかけて、流れ行く雲を見つめる学生服ヤマト王子。

「ヤマトくん…」十字架天使が声をかける。
「ん? どうしたの十字架さん?」ヤマト王子が振り向いた。

 少しの間見つめあった二人。
 十字架天使が目を閉じ、唇をそっと突き出した。
 ヤマト王子がゆっくりと唇を近づけていく――

・出歯亀若神子

「お前たちぃ、何してんのぉ?」

 学生服の天子男ジャックが屋上のフェンスにしがみつき、ヤマト王子と十字架天使のキスシーンを覗いていた。ヤマト王子は十字架天使の手を引いて、体育館の倉庫へと逃げ込む。今度こそ誰にも邪魔されずに、甘い口付けを――

「お前たちぃ、何してんのぉ?」

 倉庫の飛び箱の中から、学生服の騎神アリババが現れた。ヤマト王子は十字架天使の手を引いて、誰もいない校庭に飛び出した。静かな木陰で、今度こそ――


「お前たちぃ、何してんのぉ?」

 木の上から学生服の魯神フッドが顔を覗かせた。
 人気のない音楽室でも――

「お前たちぃ、何してんのぉ?」

 ピアノの中から学生服のピーター神子がこんにちは。
 その後も行く先々で若神子の邪魔にあい、ヤマト王子と十字架天使はキスできない。

 著者の十字架天使は原稿用紙を破り捨てた。


・はじめての高飛び込み
 亀(ゼウス)が温泉プールの高飛び込み台に立っている。状況的には18話のバンジージャンプの再現か? 亀(ゼウス)は勇気を振り絞って飛び込み台を蹴った。

 しかし、勢いがつきすぎて天井に激突、頭がめり込んだ。抜けたと思ったら猛回転してプールに沈む亀(ゼウス)。浮力で自然に浮き上がったのだが、温泉プールの管理人『塞止守』(7弾・No81)に窓から投げ捨てられた。

 落ちた先には『イネ助』(4弾・No.45)がいて、温泉客にふるまうスッポン鍋にしようと亀(ゼウス)を捕まえた。アイスボックスの中に放り込まれた亀(ゼウス)は、無事に逃げ出すことができるのか?

超聖使シアントラス ――という話の初めと終わりを、
超聖使シアントラスが昔話風にナレーション。世界の全てを知ることができる超大宙ボーズで眺めていたのだろうか?


・あの人は今?
 ニャンニャンチアリーダーズの「あの人は今?」。今週のゲストはラーメン源郷の管理人、助太刀悟空(11話登場)。だが、助太刀悟空は疲れて落ち込んでいた。
 ラーメン食べ放題のテーマパーク、ラーメン源郷。ラーメンでできた動物や植物たちが、温暖化のために全滅してしまったのだ。
 代わりに冷やし中華が異常発生。冷やし中華を背負った鳥や虫が、荒れ果てたラーメン源郷を我が物顔に飛び回っている。殺虫剤で冷やし中華の虫を退治しようとする助太刀悟空を、冷やし中華の象が踏み潰した。
 聖ソプラノはのんきに歌っている。
 助太刀悟空と聖ソプラノの関係は相変わらずなのだろうか?

 以上、冷やし中華源郷?よりお送りしました。

・うっしーのレッツ早口
 牛若天子の早口言葉。
 口内炎が完治した牛若が今週挑戦するのは、「隣の客はよく柿食う客だ」。
 見事四回連続を達成した直後、普通のおしゃべりで舌を噛んだうっしーだった。
 来週もやるのか?


・若神子ハピラキチャレンジ
 一本釣帝が人生とは何かを語る。

「人生は…一本釣りぜよーっ!」

 一本釣帝が豪快に釣竿を振る。かかったのは魚の皮(服?)。服を脱がされた(皮を剥がれた?)魚のご婦人が、一本釣帝の頬をひっぱく。服(皮?)を着て去っていく魚のご婦人。

 気を取り直して、一本釣帝が釣竿を振る。かかったのは、ダイナマイト。爆発で一本釣帝はボロボロになり、聖フックの先が欠けてしまった。でもご安心。この「銀色」の聖フックは、形は聖フックでも、一本釣帝が予備に持っている普通の釣針だ(10話参照)。

 再度挑戦一本釣り。今までにない手応え、大物の予感。思いっきり引っ張ると、冷蔵庫が降ってきた。一本釣帝が冷蔵庫の下敷きになってペッチャンコ。

「一本ドッコイショ」

 ペラペラの一本釣帝が、ルーツ(先祖)『男一本ドッコ』の名前を掛け声に立ち上がる。一本釣帝は冷蔵庫の中から牛乳を取り出し、一気飲み。漲るミルクパワーで復活を遂げた。


「人生は…一本釣りぜよーっ!」

 叫んだ直後、一本釣帝がバタンキュー。
 チャレンジ大成功!
 …???



今週のビックリビクラッキー

・聖フェニックス寄席
 聖フェニックスを笑わせるための寄席が始まった。一発目はゲンキ&ジェロの漫才。ゲンキのボケに、ジェロがツッコミを入れる。息の合ったなかなかのお笑いだったが、聖フェニックスは溜息をついただけ。

 二発目はネロクィーン・ウルフライ・ヘルリストのトリオ漫談。ネロクィーンは陽気に三味線を弾き語るが、聖フェニックスの姿を見た途端に気絶してしまった。
 ヘルリストがウルフライに「救急車を呼べ!」と言うと、ウルフライがヘルリストに「お前が呼べ!」と返す。ヘルリストがウルフライに敬礼し、二人でネロクィーンを担いで退場。
 悪役トリオの面白い掛け合いだったが、やはり聖フェニックスからは溜息がもれただけ。


・真打ち登場!? 魔肖亭ネロ助
 聖フェニックス寄席の三発目は、『魔肖亭ネロ助』こと魔肖ネロの落語。
 礼儀正しく正座した魔肖亭ネロ助は、自信たっぷりだ。
 最強の悪魔は、落語をやらせても最強なのか?

「えー、それではお笑いを一席ネロ…」


・ヘラヘラビーム

「ヘラヘラビーム!」

 魔肖亭ネロ助はおもむろに立ち上がり、魔偶ファイヤーから怪光線を放った。
 ヘラヘラビーム。
 対象を強制的にヘラヘラと笑わせる光線だ。
 聖フェニックスをかばったゲンキがヘラヘラと笑いはじめた。

「悪魔が落語なんかできるかネロ!」


 悪魔らしい力ずくの態度に、ジェロは思わず納得。
 ネロ助はジェロに対してもヘラヘラビームをお見舞いした。
 続けてネロ助が聖フェニックスをヘラヘラさせようとすると、ヘラヘラしたゲンキが鏡を持ち出してきてビームを反射させた。ヘラヘラビームを浴びたネロ助がヘラヘラヘラヘラ。

 聖フェニックスを巡る真剣な戦いだというのに、ヘラヘラ笑いっぱなしで緊張感の欠片もない。笑っていたらゲンキの気持ちがビックリビクラッキーになった。ひかりセブンが光る。吉福神が登場し、「バオーンな大技」を使えとゲンキに促した。

・消えた魔偶ファイヤーの火
 決着の前に、重大…かどうかはわからないが、一つ報告がある。
 魔肖亭ネロ助として登場した魔肖ネロは、腰を下ろして正座する際、右手に持った魔偶ファイヤーを傍らに置いた。その時、魔偶ファイヤーの火が消えたのである。
 そりゃ畳が燃えたら大変だが…。魔偶ファイヤーの火が消えた方がもっと大変だ。

 魔偶ファイヤーの火は、魔紀元前から絶えず燃え続ける念魔炎だというのに。そんな大切な火を自分で消しちゃったよこのひと! ヘラヘラビームを撃つ時にはまた火が点いた。着火自在のようだ。うーむ…。
 今はひかり源層紀。魔紀元前よりも遥か昔の時代だし、ネロクィーンの魔偶ファイヤーは凍り付いているし、魔肖ネロの魔偶ファイヤーの火を消しても問題ないということだろうか…?


・セブンシールド

「セブンシールド、カモーン!」

 ゲンキがセブンシールドを召喚する。
 ゲンキが聖なる翼へと変身し、7盾パーツとひかりセブンが組み合わさっていく。
 先週までは黄色だった騎神子アリのパーツの色が、藍色に修正されている。
 これでセブンシールドは真の完成を見た!

 旅館一室のスペース内とは思えない距離を、聖なる翼のゲンキが翔ける。
 セブンシールドの大轟音が魔肖ネロの魂を粉々に吹き飛ばした。

・フェニ様の笑顔
 セブンシールドの音がいちばんうるさかったと思うのだが…
 聖フェニックスは笑っていた。
 セブンシールドの聖なる音が聖フェニックスの心を洗い清めたのだろうか。

「いえ、正座していたので足が痺れて…」

 寄席の間中ずっと正座していたフェニ様は、足が痺れてくすぐったくなっていただけだった。
 痺れた足をちょんと叩くと、フェニ様の顔まで痺れたように歪む。
 あまりにおかしな顔なので、ゲンキとジェロがフェニ様を笑った。
 フェニ様もくすぐったくて笑っているうちに、自然と気分がおかしくなってきた。
 聖フェニックスに明るい笑顔が戻った。


・スーパーゼウスのナレーション

 いっやもうねえ、聖フェニックスも笑いを取り戻し一安心、うん。
 無事逃げ出したのか亀も温泉三昧。
 それで十字架天使は小説を執筆中。
 まだまだ続く温泉シリーズだよ。
 さあ〜来週はどうなるのかな?
 うぁ? みんな〜、どうなると思う?
 楽しみねえ〜うふふふ楽しみ。


 温泉編第二幕。
 スーパーゼウスの怪しい笑い声で幕を閉じた。
 次週、温泉編第三幕。
 フェニ様が消えた。失踪? 誘拐? 逆転トリックを暴け――



●ハピラキ質問コーナー

 今週は…
 質問席に十字架天使の姿がない。
 コーナー全体がやけに薄暗い。

 と、セーラー服の十字架天使が周囲を窺いながら登場した。
 続いて学生服のヤマト王子が姿を見せる。
 どうやら「ある愛の劇場」の続きのようだ。

「十字架さん…」「ヤマトくん…」

 二人がキスしようとした時、奥のカーテンが開いた。
 ゲンキ、ジェロ、亀(ゼウス)。ゲンキはからかうように、ジェロは興味津々で、亀(ゼウス)は文字通りの出歯亀で二人を眺めていた。
 十字架天使は慌ててごまかす。
 また来週。


→第32話「温泉プロファイラーの(秘)事件簿! 消えたフェニ様、逆転のトリック!!」

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