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ひかり伝おとぎ(4弾)

未層曼樹羅マンジュラ 聖神子アエネと魔神子ディドス

 まとば五層変化境、初起承転結。
 結空層を越えた先には未層世界が広がる。
 未層には、曼樹羅マンジュラと呼ばれる大樹のエリアが根を下ろしていた。

 曼樹羅は針状突起の上層部と、神経・血脈根の下層部から構成されるエリア。
 その全体像は、悪魔『閻魔獄』の身体が縮小表現している。
 曼樹羅はいわば「世界樹」だが、それ自体が一個の生命体のようなものだった。

 結空層から流れ込む光輝流(まとばを覆う宙聖座光輝帯)のパワーが源となり、
曼樹羅内部では新たな生命が次々と誕生する。
 曼樹羅は光と闇を超える大いなる創造の場となりつつあった。


 神の業を模倣する曼樹羅。
 その創成を知ったディアナとクロノズーは、憤慨した。
 全ての創造は「超聖神」の掌中で行われるべし。
 ディアナとクロノズーはそれぞれ真白光真黒光を照射して曼樹羅の活動抑制を図る。


 しかしその結果、曼樹羅に新たな二人のヘッドが誕生することになった。

 真白光の影響から生まれた『聖神子アエネ』。
 真黒光の影響から生まれた『魔神子ディドス』。

 ディドスはスーパーデビルのルーツとして誕生した。

超聖神ディアナ

真白光
(抑制)→

聖神子アエネ

聖神子アエネ誕生
曼樹羅

針状突起上層部

曼樹羅(モデル閻魔獄)

神経・血脈根下層部
超聖神クロノズー

真黒光
←(抑制)

魔神子ディドス

魔神子ディドス誕生


おとぎ新光婚 光と影の二姫と聖因羅因の誕生

 おとぎは恋の物語。

「叶わぬ恋などあるものか!」
「障害なんて無視無視なのです!」

 魔神子ディドスと聖神子アエネは互いに心惹かれ合い、新光婚を結ぼうとする。
 野心溢れるディドスは、アエネとともに源層(未来の神の国)の主を目指す。

 しかし、超聖神はディドスの台頭を許さない。
 ディアナはディドスとアエネの新光婚を阻むため、3姫スリークィーンと呼ばれる三人の天使を差し向けた。

 3姫『姫白鳳蝶クィーンしろあげは』『異彩姫いさいクィーン』『セントクリンクィーン』。

 3姫の一人・異彩姫は、聖神子アエネのシャドーが実体化したもの、もう一人のアエネだった。
「ライバルなんて邪魔したれ!」
 異彩姫はアエネと瓜二つの姿をもってディドスの気を惹くが…


 ディドスとアエネは新光婚を結び、光婚球をもうけた。
 光婚球の中には、ディドスとアエネの子(聖因子)が宿っている。

 一方で、ディドスは戸惑いながらも異彩姫とも新光婚を結び、異光婚球をもうけた。
 異光婚球の中には、ディドスと異彩姫の子(羅因子)が宿っている。

 光と影の二姫に各々世継ぎが誕生した。
 これは、ディドスの力を分散させることになったのか、それとも…?



アエネへの
魔・羅の影響除去

姫白鳳蝶
3姫・姫白鳳蝶

聖クリン姫
3姫・聖クリン姫
聖神子アエネ
聖神子アエネ

→ 新光婚 ←



光婚球
聖因子
魔神子ディドス

魔神子ディドス
アエネの影実体化

3姫・異彩姫
異彩姫


→ 新光婚 ←



異光婚球
羅因子


7福士改め6福神 異彩姫の下に集う黒白以外の勢力

 ところで、結空層の奈落に落ちた白縫の方舟ゲンキ7福士はどうなったのだろうか?
 実は、結空層の奈落の先には未層が広がっていた。
 ゲンキたちもまた、曼樹羅にたどり着いていたのだ。

 流星落下の7福士(大黒テンアン除く)は、
白縫の方舟に同乗していた聖源祖老天使)と呼応することで、新たな姿に生まれ変わっていた。

・6福神・
桃源福神アキノア 常緑福神ヒルコマンマ 聖岩福神プーラマ
桃源福神
アキノア

桃源如来?
(白縫の方舟不在)

弁財アキ

魔性ノアムーン
(進化体ノアフォーム?)
常緑福神
ヒルコマンマ

常緑神

夷ヒルコ

和聖ブラフマンマ
(たこの鬼?)
聖岩福神
プーラマ

聖岩固

布袋プー

魔弾ラミバッカス?
支援

異彩姫

支援
超法福神ヒャクシヴァ 宝玉福神キョクトラス くさび福神イエロスタモ
超法福神
ヒャクシヴァ

超法師

寿老ヒャク

宙魔シヴァヘラ
(シヴァヘラ
=ガラン蛇ズー
=大黒テンアン?
とも関係あり?)
宝玉福神
キョクトラス

宝玉神

福禄キョク

超聖使シアントラス
くさび福神
イエロスタモ

くさび打王

超聖使イエロス

毘沙タモン

 『桃源福神アキノア
 『常緑福神ヒルコマンマ
 『聖岩福神プーラマ
 『超法福神ヒャクシヴァ
 『宝玉福神キョクトラス
 『くさび福神イエロスタモ

 7福士改め6福神

 誕生した6福神は、
ディドスと異彩姫の新光婚を祝い、
結納の品々を届ける。

 その光景を見たゲンキは、
驚いて飛び上がった。


 6福神は、7福士と老天使に加え、そのほとんどが
真黒域の神々が習合した姿をとっている。
(本人の合体か、因子のみの継承かは不明)

 真白域と真黒域が力を合わせてでも、
ディドスとアエネの新光婚を
阻止しようとする姿勢が窺えるのだが…


 同時に、曼9聖のような
黒白以外の勢力が誕生したとも受け取れる。

 異彩姫と羅因子を筆頭に、
後の曼聖羅勢力の中核が見え始めた…?

花粉魔鬼 第四創聖巡師『聖梵インダスト』を
思わせる姿の悪魔『花粉魔鬼』が
異彩姫の配下についている。



7因バンド登場 新光婚阻止と聖因羅因の誕生抑止

 とりあえずゲンキの無事は確認できた。
 では、ゲンキたちの救出と新聖源発見に向かった7因王はどうなったのか?
 7因王は未層・曼樹羅の新聖源にたどり着き…


 曼樹羅には3姫のほかに、3ヘブン神后という真白域勢力の天使がいた。
 『聖吉野梅后』『悦楽天』『春音石王』の三人だ。
 3ヘブン神后はヘブン士(後の聖神直属天使)のルーツ的存在であり、曼樹羅における聖域拡大を担う。

 中でも聖吉野梅后には特別な使命があった。
 「光輝聖化のススメ」。
 7因王を光輝聖化体に変身させることだ。


 聖吉野梅后の放つ聖光香に包まれた7因王は、新たな姿に生まれ変わる。

 聖星ピエトロ → 『ピエトロ因バンド
 天登男ジャック → 『男ジャック因バンド
 鞍馬天子若 → 『若因バンド
 聖ナイトロビン → 『ナイトロビン因バンド
 男一本ドッコ → 『ドッコ因バンド
 騎神子アリ → 『アリ因バンド
 天児スサノ → 『スサノ因バンド

 光輝聖化体「7因バンド」。
 “彼女たち”の姿は、子孫である若神子にいっそう近づいた。

 7因バンドは身から放つ光輝帯を伸ばし、ディドス・アエネ・異彩姫の新光婚と光婚球に結合ジョイント
 新光婚を祝福し、結びつきを強めるかのように光り輝く7因バンド。

 しかしそれは、絆のバンドではなく、拘束のバンドだった。

 7因バンドの本当の目的は、ディドス・アエネの新光婚阻止にあった。
 7因バンドの光輝帯はディドス・アエネ・異彩姫の力の増大を抑制するためのもの。
 そして、聖因子・羅因子の成長誕生を抑止するためのものだった。


 スサノ・若・男ジャック・ドッコはアエネ側にバンド。
 アリ・ナイトロビン・ピエトロは異彩姫側にバンド。
 この構図は、聖魔に分かれたパンゲアクターに符合する。

 一つ、また一つと運命の歯車が組み立てられていくかのようだ――

 3ヘブン神后
聖吉野梅后   悦楽天 春音石王
 聖吉野梅后       悦楽天     春音石王
  ↓
 光輝聖化のススメ
光輝聖化体 7因バンド
スサノ因バンド 若因バンド

男ジャック因バンド ドッコ因バンド
スサノ因バンド 若因バンド
男ジャック因バンド ドッコ因バンド


↓↓↓

結合抑止
アリ因バンド

ナイトロビン因バンド ピエトロ因バンド
アリ因バンド
ナイトロビン因バンド ピエトロ因バンド


↓↓↓

結合抑止
聖神子アエネ
聖神子アエネ
新光婚



光婚球
聖因子
魔神子ディドス
魔神子ディドス
新光婚



異光婚球
羅因子
異彩姫
異彩姫


 ――ディドスとアエネ、異彩姫の完全なる新光婚は7因バンドの力によって阻止された。
 光婚球(聖因子)・異光婚球(羅因子)のいずれか一つは、白鳳凰有機体ディアナの急襲によって啄ばまれたという。

 おとぎは悲恋の物語。

 叶わなかった恋、無視できなかった障害、邪魔しきれなかったライバル。

 超聖神の怒りに運命を翻弄されたディドス・アエネ・異彩姫とその子どもたち。

 この後、アエネは源層界聖神の祖となり、
異彩姫は曼聖羅異聖神の祖となり、
ディドスは天魔界ブラック戒律の創始者となる。

 悲劇の因。
 全ての因子はおとぎに生まれ出ず。

 以後、おとぎ層曼樹羅は源層界・表層界(天聖界・天魔界・天地球)・曼聖羅など、あらゆる世界の糸口となっていく…



 ひかり伝おとぎでは新光婚を巡っての真白域の動きが目立つが、
真黒域の活動の活動も見逃してはならない。

魔蛇邪
 真黒域の切り札『ダークマターP魔』と宇宙規模の巨大天使『聖天マンドロ』が融合した?
 超理魔力を操る『魔蛇邪』は、同じ悪魔からも危険視されるほどの存在?
 ディドスとどう絡む?
 異彩姫と勢力を二分するようだが…?

魔ブリザドーベル
 氷ミコ騎乗の悪魔『魔ブリザドーベル』。
 曼樹羅内界クールダウンで真黒域勢力拡大、羅因誕生抑制?
 ひかり伝IIよりも表情が険しくなった氷ミコは、真黒の影響が増しているのか?
 ゲンキとは出会っていない…?

 複雑化し絡み合う白と黒の動き。
 聖魔の歴史の夜明けは近い――


・ひかり伝おとぎのポイント

「光婚球(異光婚球)は聖神ナディア(異聖メディア)? アダムダム固守卵はどうなった?」

 ディドスとアエネの間に生まれた光婚球(聖因子)、ディドスと異彩姫の間に生まれた異光婚球(羅因子)とは何だろうか?
 最も可能性が高いのは、聖神ナディアと異聖メディアだろう。
 アエネも異彩姫も、若き日のナディア・メディアとそっくりだからだ。

 聖因子と羅因子の誕生が抑止されたのは、時期尚早という(超聖神の)判断からだろうか?
 確かに、「謎の超聖神」と聖神ナディア・異聖メディアの登場にはまだ早い。
 聖因羅因どちらか一方を白鳳凰有機体ディアナが啄ばみ源層に去った、というのも気にかかる。

 ところで、光婚球もそうだが、アダムダム固守卵の中身も気になるところだ。
 ディドスとアエネが二卵分離したアダムダム固守卵から誕生したのだとすれば、いろいろとつじつまが合ってくるのだが…?

 ひかり伝IIIで、固守卵には『はらぺこり子』によってブラック戒律の因子が染み込んでいる。
 ディドスはブラック戒律を操るスーパーデビルのルーツ。
 魔毒汚染された固守卵からはディドスが、正成熟の固守卵からはアエネが誕生したとすると収まりがよい。

 そして、ディドスとアエネの光婚球(聖因子)が後の聖神ナディア(双子ゼウスの母)ならば、アダムダム固守卵が双子ゼウスの故郷(ホーム)であるということもうなずける。
 キリスト教聖書のアダムとイブの関係にもしっかりと重なるので、なお都合がよい。
(イブはアダムの肋骨から誕生した。アダムダム固守卵が二卵分離した意味はここにあるのではないか?)

 しかし、アダムダム固守卵からディドス・アエネが誕生したという裏付けは今のところ皆無。
 固守卵からは「謎の超聖神」(双子ゼウスの父)が生まれるという可能性も捨てきれない。
 光婚球・異光婚球にしても、ナディア・メディアが宿っているかは不明だ。
 全てが明らかになる日はいつ…?

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